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対面での営業が難しくなった昨今において、オンライン営業を取り入れる企業は増えてきています。 ただし対面型の営業とは性質が異なることを意識して商談を進めないと思うように受注がとれません。 今回はオンライン営業についてメリット・デメリットを踏まえて解説したうえで、実際にオンライン営業で成果をあげるための鉄則やコツについて解説しています。 この記事を読むことで、オンライン営業を導入すべきか自社の状況踏まえて判断できるようになります。また、オンライン営業で成果を挙げるためのポイントを意識して営業活動が行えるようになります。 オンライン営業を採点し成約率を高める「MiiTel for Zoom」 オンライン営業とは、Web上で実施する非対面型の営業手法のこと オンライン営業とは、Web上で実施する非対面型の営業手法のことです。 オンライン営業とは、Web上で実施する非対面型の営業手法のことオンライン営業のメリットメリット1.場所や環境に左右されない営業が可能になるメリット2.スケジューリングが効率化され、商談~成約のスピードが速くなるメリット3.オンライン営業の様子を保存でき、部下の育成に活用できるオンライン営業のデメリット1.通信環境の影響を受けやすい2.商談相手の反応がわかりにくい3.商材を直接手に取って確認してもらうことができない成功企業から学ぶ、オンライン営業で成果をあげるための2つのポイント1.商談相手の状況を細かくヒアリングする2.顧客との関係を維持するオンライン営業を行う前の準備段階に使えるコツ5選大前提として、そもそも”商談数”は足りているかコツ1:プレゼン用の資料を作成しておくコツ2:トークスクリプト(台本)を作っておくコツ3:オンライン営業前に画面を整理しておくコツ4:マイクチェックや周辺機器の動作チェックを行うコツ5:リマインドメールを送るオンライン営業中に意識すべきコツオンライン営業後のフォローのコツ3選コツ1:営業後すぐに「振り返り」を行うコツ2:当日中にサンクスメールを出して相手の反応を伺うコツ3:関係性を維持するため、営業後も継続的にお役立ち情報などを配信するオンライン営業の実施に欠かせない2つのコミュニケーションツールビジネスチャットツールWeb会議システムオンライン営業の成功事例オンライン営業の導入により営業活動を効率化し、月100時間の営業工数を削減した事例8ヶ月かかっていた新人研修期間を3ヶ月に大幅短縮した事例まとめトップ営業の”話し方”をAIが分析して売上・商談化率UPに貢献「MiiTel」(PR) ネット環境さえあれば実施できるので、場所や環境に左右されずに営業ができます。一般的にはWeb会議システムを使った営業が主流です。 対面型営業が難しくなった近年では多くの企業が取り入れています。 オンライン営業のメリット オンライン営業には以下のようなメリットが挙げられます。 場所や環境に左右されずに営業ができる商談~成約までのスピードが速くなる部下の育成に活用できる メリット1.場所や環境に左右されない営業が可能になる オンライン営業の導入で、オフィスや自宅から商談ができるなど、場所や環境問わず営業が可能です。 最近ではリモートワークを導入している企業も多く、対面型の営業では取り次いでもらえないこともあります。 オンライン営業を利用すれば、相手先企業の負担を軽減できるので、営業機会の損失防止にもつながります。 メリット2.スケジューリングが効率化され、商談~成約のスピードが速くなる オンライン営業を導入すれば、効率的なスケジューリングが可能になり、商談から成約までのスピード向上が期待できます。 訪問営業のような対面型の場合、移動時間をあらかじめ考慮する必要があります。そのため商談日程の調整に時間がかかることも多いです。 オンライン営業の場合であれば移動時間などを考慮せず商談日程を調整できます。 1日に対応できる件数も増えるので、営業効率が改善され、商談の実施から成約まで、時間を浪費することなく進められます。 参考:営業管理の効率を上げるSFAとは?導入メリットや事例、おすすめツール5選を紹介 メリット3.オンライン営業の様子を保存でき、部下の育成に活用できる オンライン営業の様子を保存しておけば、営業部門の新入社員や部下の育成に活用できます。 オンライン営業では一般的にWeb会議システムを利用します。録画機能がついているツールもあり、営業の様子を録画しておけば育成用の教材として利用可能です。 例えば、ベテラン営業マンの商談の録画を見せることで、テキストだけではわからない営業のポイントや工夫の理解が深まるでしょう。 また自身の商談の様子を録画しておくことで、客観視できるようになるので、改善点を見つけることにも役立ちます。 参考:3分で理解する「Zoom」とは?今日からできる「始め方」「使い方」まで解説 参考:【2021年最新版】失敗しないビデオチャットツールの選び方とおすすめツール厳選10選 オンライン営業のデメリット オンライン営業の場合、以下のようなデメリットがあります。 通信環境の影響を受けやすい商談相手の反応がわかりにくい商材を直接手に取って確認してもらうことができない 1.通信環境の影響を受けやすい オンライン営業ではWeb会議システムを使うため、パソコンやネット回線の調子が悪いとスムーズに商談を行えません。 カメラやマイクがうまく機能しなかったり不安定な回線で通信にラグが生じたりするとコミュニケーション自体ままなりませんし、パソコンのフリーズなどによって商談自体が中断されてしまうこともあります。 パソコンなどの機器や通信環境の整備は当然のこと、トラブルが起きた時の対処法としても事前の資料・アジェンダ共有は丁寧に行いましょう。 2.商談相手の反応がわかりにくい オンライン営業では、直接会って話をするよりも商談相手の反応を察しにくいというデメリットがあります。 優秀な営業マンほど相手の反応を伺い、相手の理解度や興味・関心度合を判断してトークの尺を調整しています。しかし、オンライン営業の場合は細かな表情の変化などが読み取りづらいです。 そのため、オンライン営業を実施する際は対面型の営業よりも細かく相手に質問を投げかけて反応をみることが大切です。 3.商材を直接手に取って確認してもらうことができない 対面型の営業のように、商品のサンプルを直接相手に触ってもらったり、利用してもらったりすることができないのがデメリットです。 味や手触りなど、五感に訴求するような魅力を持つ商材の場合だと影響が大きく、サービス資料や説明動画だけでは商品の魅力・メリットを伝えきれないです。 実際に手にしてもらう必要がある場合、事前にサンプルを送るなどのコミュニケーションを行いましょう。 成功企業から学ぶ、オンライン営業で成果をあげるための2つのポイント オンライン営業を強みとする企業は、以下の2点を特に重要視しています。 1.商談相手の状況を細かくヒアリングする オンライン営業実施にあたって、いきなり営業トークを繰り広げるのではなく、商談相手の検討度合いをはかるためにもヒアリングを行いましょう。 「必ずしも検討度合いの高い見込み客との商談とは限らない」というのは対面営業でも同様のことが言えますが、オンライン営業の場合は特にその傾向が強いです。 近年ではオフラインの展示会などの開催が難しく、ウェビナーやオンライン展示会など「気軽に参加できるイベント」が増えています。そのため、検討度合いの低い見込み客が含まれやすくなっています。 見込み客の現状を踏まえずに売り込みを行った場合、顧客の本質的な課題解決につながる提案ができません。 たとえ受注につながっても、最低契約期間での解約など、長期的な関係構築ができないパターンが多いです。 そのため、オンライン営業では売り込みを行う際には細かなヒアリングを通して、正しく相手先企業の課題・ニーズを見極め、自社の商材を提案すべきタイミングなのか否かを判断することが先決です。 2.顧客との関係を維持する 製品が必要になったタイミングがきたとき、競合ではなく自社のことを真っ先に思い出してくれるよう、顧客との良質な関係の構築・維持することを念頭に置いてください。 これは実際に成約した企業はもちろん、タイミングが合わずに失注となった企業も同様です。 たとえ失注になった企業でも、定期的に状況確認の連絡やお役立ち情報の共有を意識的に行いましょう。 オンライン営業を行う前の準備段階に使えるコツ5選 オンライン営業を行う前は円滑に商談を進められるよう準備しておくことが大切です。 オンライン営業を始める前にできることはたくさんありますが、その中でも特に重要なのは以下の5つです。 大前提として、そもそも”商談数”は足りているか 大前提として十分な商談数が足りているかはチェックしましょう。 営業のコツについては後述しますが、「興味が薄い」「興味が0に近い」状態などから商談化させることは難易度が高く、営業活動においてボトルネックになりやすいです。 もし「商談数・商談化率」に課題を感じているなら、電話営業やインサイドセールスの架電時からテコ入れをしたほうが良いかもしれません。 例えばクラウド型IP電話『MiiTel』のようなツールを利用すると、トップ営業の特徴や話し方をAIが自動で音声解析しフィードバックしてくれるので、架電の質を高めることで商談数を増やせるかもしれません。 また架電数・通電数・商談数まで可視化できるので、KPIを管理したいマネージャーにとっても便利なツールです。 もし「商談数」や「アポ化率」も改善したいと考えているなら、導入を検討してみると良いでしょう。 参考:営業の話し方をAIが分析して商談化率UPに貢献『MiiTel』...