担当する数社、人によっては数十社のクライアントのレポート作成が集中。残業が遅くまで及ぶこともしばしば…。 そんな状況から運用者を救うツールが、SO Technologies株式会社の提供する「ATOM」です。 多くの中小・ベンチャー企業のリスティング広告の運用をしている当社(ソウルドアウト)でも、多くの運用者が毎日「ATOM」にログインし、レポート作成や進捗管理に活用しています。 今回は「ATOM」の機能や特徴をATOMの事業責任者の小芝 翔太さんに教えていただきました。 広告レポート作成自動化ツール『ATOM』の詳細資料はこちら
500社以上の広告レポート出力を自動化
ーATOMとは、どんなツールか、改めて概要を教えていただけますか?
500社以上の広告レポート出力を自動化毎朝、媒体の管理画面に、個別にログインしなくてもATOMで全て見られるFee込み金額・着地予想・目標との乖離、かゆい所に手が届く指標を自動計算レポートを全自動で出力、メールで全自動送付バナー画像もレポートに。キャプチャを貼り付ける作業がなくなるこれまで使っていた、自社オリジナルフォーマットのレポートでも、そのまま簡単に自動化データ連携の幅が広がるスプレッドシート出力機能(β版)エクセルの数式処理なしでレポート作成ができる新レポート機能(β版)BigQueryとGoogleデータポータルに連携することで、より詳細なレポーティング・分析が可能にアラート機能でミスの軽減も可能広告運用経験者によるサポートと100%内製開発気になる料金は、月額5万円から作業的な業務を自動化することで、付加価値の高い業務に時間を割いて欲しい運用型広告の統合管理プラットフォーム「ATOM」(PR)
小芝さん:ATOMは運用型広告の統合管理プラットフォームです。 レポートの自動化や数値管理の簡略化など、リスティング広告、SNS広告などの運用型広告の管理に必要な機能を提供しています。 現時点では、中小規模の代理店を中心に累計500社以上に導入されています。 ATOMサービス提供元、SO Technologies株式会社 ATOM事業責任者:小芝 翔太さん ー実際、ATOMを導入すると、どんな効果があるんでしょうか? 小芝さん:一言でいうと「業務効率化」です。 ATOMを導入することで、作業の時間を大幅に削減でき、より付加価値の高い業務に時間を割けるようになります。 実際に導入企業では、レポート作成業務にかけていた時間が8割減少したり、毎日3~4時間かけていたデータ集計業務がゼロになっています。
毎朝、媒体の管理画面に、個別にログインしなくてもATOMで全て見られる
ーATOMの具体的な機能を教えていただけますか? 小芝さん:ATOMには、大きく分けると3つの機能があります。
数値の進捗管理レポートの自動化アラート
まずは、毎日使う、数値の進捗管理から、実際の画面を使ってご説明します。 こちらが、ログイン後に最初に出てくる画面のダッシュボードです。 画像:こちらがATOMのダッシュボード。右下でAPI接続・データ取得状況がひと目でわかる。 右側に取得したデータの状況が反映されます。こちらで今日の更新状況が確認できます。 数値は1日1回、前日から過去31日分の数値を毎朝APIで取りにいくので、出勤する頃には、前日までのデータが反映されている状態になります。 ※一部、昼に取得する媒体もあります。 小芝さん:次に、上のメニューバーから「進捗管理」をクリックして進んでいきます。こちらが、進捗管理の画面になります。 画像:進捗管理画面。担当クライアントの媒体別や合算の利用状況が一覧できる。 クライアント別、アカウント別、媒体別に、運用者が毎日チェックしたい、クリック数やCV数、利用額などの数値が一覧でまとめて見られます。 運用型広告を担う代理店担当者は、クライアントから「Yahoo!とGoogle合算で今月は50万円」というような合計予算でオーダーをもらっていることが大半です。それもあって、媒体をまたいだ合算値がパッと見られるというのは、とても便利だという声をいただいています。 ークライアントによっては、商材や物件ごとで予算を細かく管理して欲しいというケースもありますが、キャンペーン管理もできたりしますか? 小芝さん:はい、できます。 キャンペーン単位で見たい指標を見ることができるので、キャンペーン単位の予算管理やパフォーマンスのチェックが簡単にできます。また、その下にはキャンペーントータルでの日付別の値も表示されるので、利用ペースを見ることもできます。 画像:キャンペーン管理もできる。 さらにドリルダウンすると、キャンペーン単位の日別数値も見られます。これがATOMの進捗管理画面上では一番細かい単位です。 画像:キャンペーン単位の日別まで見られる。 これ以上細かいキーワード別や広告グループ別で見たい時は、媒体の管理画面を見に行くか、レポート機能から抽出することもできます。管理画面に1つ1つログインしなくても良いのでラクになった、という声は多くいただきますね。
Fee込み金額・着地予想・目標との乖離、かゆい所に手が届く指標を自動計算
ー他に運用者に便利な機能には、どんなものがありますか? 小芝さん:代理店手数料(運用Fee)を合算して計算する機能です。 管理画面でマージン率や固定Feeの金額を設定すれば、Fee込みで表示させることもできます。アカウント単位でマージン率を変えたり、ということもできます。 媒体の管理画面には代理店手数料は反映されないので、重宝されます。 画像:Fee込み金額も自動計算 他にも、管理画面に無い指標で、よく使われているのは、利用額やCV数の着地予想ですね。このままのペースで月末を迎えた場合、どれくらいの広告費を使って何件CV獲得できるかの想定値です。 この想定値の算出は、3パターン出すことができます。
当月前日までの平均値で算出直近3日間の平均値で算出前日数値で算出
使いこなしている運用者は、3つ全て並べて運用していたりします。 画像:着地予測を多面的に見ることで予測精度を高める 月初飛ばし気味に運用したり、月中で入札強化をした場合には、着地予測が難しくなるので、複数のシミュレーションを見比べている、という実際の運用者の声を参考に実装した指標です。 ー他に表示できる指標はどんなものがありますか? 小芝さん:Facebookのエンゲージメントなど、媒体特有の指標を表示させたり、Googleアナリティクスの指標も一部引っ張ってくる事もできます。 媒体のCVとGoogleアナリティクスのCVを並べて見比べたり、Googleアナリティクス測定CVベースでのCPAを参考にして運用している場合にも、便利に使えます。 画像:Googleアナリティクスのデータや、各媒体の指標を自由にカスタマイズして表示させることも可能
レポートを全自動で出力、メールで全自動送付
ー次に、レポートの機能を教えていただけますか? 小芝さん:レポート機能は、エクセル形式のレポートを自動で出力する機能です。フォーマットも充実しているので、以下のようなレポートをすぐに出力できます。 画像:ATOM側で準備しているレポートの定型フォーマット 実は、ATOMをご導入頂いている代理店様でも、ATOMの定型フォーマットをそのままお使いになられているケースも多いようです。基本的に、見たい指標は、どの企業でもそれほど大きく変わらないので、定型フォーマットで事足りてしまうことが多いみたいです。 サンプルレポートは以下からダウンロードしていただけます。 【ダウンロード】ATOMサンプルレポート1(596 KB) 【ダウンロード】ATOMサンプルレポート2(1100 KB) 【ダウンロード】ATOMサンプルレポート3(878 KB) また、追加の有料オプションになってしまうのですが、レポートをメールで自動送付する機能もあります。あらかじめ、毎月●日、毎週●曜日、と設定しておけば、ATOMがその日にレポートを作成しメールで送ってくれます。 画像:レポートをメールで自動送信。メールの件名や本文も指定できる※有料オプション(月額5,000円) クライアントに直接送っているケースもありますし、自分宛てに定期的に送付して、分析に使ったり、コメントを添えてからクライアントに送付しているケースもあるようです。
バナー画像もレポートに。キャプチャを貼り付ける作業がなくなる
ーレポートの機能で、特に好評なものはなんですか? 小芝さん:バナー画像のキャプチャが表示されるのは特に喜ばれますね。 画像:バナークリエイティブ別のレポート。エクセルにキャプチャ貼り付けるのが本当に手間で大変。 キャプチャを撮って、エクセルに貼り付けてレポートしている代理店さんは多いので、これは特に手間が省けたと感動してもらえることが多い機能ですね。YDNでもGDNでもFacebookでもLINEでも、画像つきのレポートが自動で出力されます。
これまで使っていた、自社オリジナルフォーマットのレポートでも、そのまま簡単に自動化
ーレポートは、どの程度カスタマイズできるのでしょうか? 小芝さん:かなり自由にカスタマイズしていただけます。 ATOMのレポートをエクセルでダウンロードしていただくと、実は、非表示のシートがあって、そこにローデータが入ってます。ATOMのレポートは、エクセルの数式で、このローデータを参照して計算することも可能です。 画像:ATOMのレポートはエクセルの関数を使って自由自在にカスタマイズすることも可能。社内にエクセルマスターがいれば簡単に変更できる ATOM側ではAPIから取得してきた数値をローデータに入れているので、フォーマットのカスタマイズは全てエクセル上で可能です。エクセルを使いこなせる人が、クライアントごとに自由にフォーマット作っている代理店さんもいらっしゃいますね。 ATOMでは初期登録の際に、各代理店様がそれまで使っていたフォーマットを一度お預かりして、ATOM自動で出力できるように当社側で設定してお渡ししています。
データ連携の幅が広がるスプレッドシート出力機能(β版)
ー他に、おすすめ機能はありますか? 小芝さん:新しい機能が2つあります。1つ目は、「スプレッドシート出力機能」です。 こちらは、現在はβ版でのご提供となりますが、広告効果の進捗データとレポート掲載データを、Googleスプレッドシートに出力できるものです。クライアントとの共有や、社内共有が楽になるだけでなく、データポータルなどのBIツールへのデータ活用も手軽になります。 画像:スプレッドシート上に、広告効果のローデータが出力される。
エクセルの数式処理なしでレポート作成ができる新レポート機能(β版)
ーもう1つのおすすめ機能は何でしょうか? 小芝さん:特に、エクセルが得意な運用担当者がいない場合におすすめな機能が、簡単にレポートが作成できる「新レポート機能」です。管理画面上で、任意のセルに掲載したい指標を選択していくだけでレポートができるので、エクセルで数式や関数処理をする必要がなくなります。 ークライアントからの依頼で指標を追加することもよくありますが、そういった編集も管理画面上でできるのでしょうか? 小芝さん:そうですね。シート構成の変更や、指標の追加・削除も管理画面上で操作完結します。 これまでは、ATOMで広告レポートを出力した後に、クライアント提出用にさらに関数処理を加えている代理店が多かったこともあり、ご要望が非常に多かった機能です。こちらも現在はβ版でのご提供となり、対応媒体や指標は限定的ですが、今後増やしていく予定です。 複雑な集計などは、従来のレポート機能を並行して活用いただくことで、レポート作業工数のさらなる削減に寄与できればと考えています。 画像:新レポート機能(β版)の操作画面。β版のため、現在はYahoo!・Google・Facebookに対応中だが、今後対応媒体は随時追加していく予定。
BigQueryとGoogleデータポータルに連携することで、より詳細なレポーティング・分析が可能に
-他にはどんな機能がありますでしょうか? 小芝さん:最近はExcelやスプレッドシートのレポートだけでなく、BigQueryやGoogleデータポータルを活用してクライアントとの数値共有や分析を行っている代理店様も増えてきています。 その要望に答えられるように、ATOMに集約したデータをBigQueryに連携させる機能を開発しています。
社内にエンジニアがいないとBigQueryへ接続する難易度が高い側面もあるのですが、非エンジニアの方でもわかるような手順書も準備しているため簡単に接続して使っていただくことができます。 BigQueryに蓄積したデータをGoogleデータポータルに表出するときには、定型テンプレートの準備もあるため、すぐにお使いいただくことができます。
アラート機能でミスの軽減も可能
ーATOMには他の機能もあるんでしょうか? 小芝さん:はい。本日ご紹介した「進捗管理」と「レポート」の他に、「アラート」機能があります。特に、顧客数が多く、アカウント数が膨大な広告代理店に人気の機能で、予算超過や進捗遅延などに対する各種アラートを設定できます。チェック工数の削減やミスの発生率を低減させることができます。 画像:アラート画面 小芝さん:今回説明した機能以外にも、随時開発を進めています。気になる機能があれば改めてご説明しますので、別途お問い合わせください。 広告レポート作成自動化ツール『ATOM』の詳細資料はこちら
広告運用経験者によるサポートと100%内製開発
ー同じような機能を持ったツールは他にもあると思うのですが、その中でもATOMが選ばれている理由を教えてください。 小芝さん:選んでいただけている理由として、サポート体制があります。 ATOMのマーケティング担当やカスタマーサポートは、全員が広告運用の経験者なんです。「広告運用のあるある」を知っている人間が対応するため、かゆいところに手が届くサポートとご好評いただいています。 導入や運用サポートにも力をいれていて、導入期に専任の担当者がトレーニングを実施し、使いこなせるまでしっかり伴走しています。普段の運用で困った際にも、実際に運用している現場の担当者の方から、直接メールや電話でご質問いただき、迅速な回答を心がけています。 また、社内のエンジニアによる100%内製開発のツールであることを理由に選んでいただいていることも多くあります。ユーザーからのご意見を伺い、マーケティング・カスタマーサポート・エンジニアで議論しながら機能開発を進められる環境であり、かつ、Yahoo!をはじめとした国内メディアとの連携や仕様変更への対応が早くできることも強みの一つです。
気になる料金は、月額5万円から
ー料金は、どれくらいかかるものなのでしょうか? 小芝さん:初期費用が10万円、月額費用は5万円からで、広告利用額に応じた従量課金制になっています。アカウント数は料金に関係ないので、広告利用額が同じであれば、10アカウントに利用しても、10000アカウントに利用しても料金は同じです。 また導入を検討している段階で、一度機能を試してみたい方もいらっしゃるかと思います。ATOMでは2週間無料で本番環境と同様の機能をお使いいただける無料トライアルを実施しております。ご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください。 無料トライアルの詳細はこちらの資料をご覧ください
作業的な業務を自動化することで、付加価値の高い業務に時間を割いて欲しい
ー最後にメッセージをお願いします。 小芝さん:私たちにとって、広告代理店の皆様はお客様であると同時に、パートナーだと思っています。この記事を読んでいる広告運用者の方が、まだ手作業で進捗管理やレポートを作っているようでしたら、ぜひご相談ください。運用者の皆様が、より付加価値の高い業務に集中できるように、ATOMで業務を自動化するお手伝いをしていきたいと考えています。 ー本日はありがとうございました。 広告レポート作成自動化ツール『ATOM』の詳細資料はこちら
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